【必見】集中力がない子はどう育てる?幼児期に大切なセンサリープレイの実践法
- 4月22日
- 読了時間: 4分
こんにちは。一般社団法人センサリープレイ協会 理事のさぴぴです。
「うちの子、集中力がなくて…」
「毎回ワンパターンの遊びしかしないな」
「すぐに飽きてしまう」そんなお悩みを感じたことはありませんか?
すぐに遊びを変えてしまう・ひとつのことに集中できない・落ち着きがないように見える。こうした様子を見ると、不安になる親御さんも多いと思います。ですが、結論からお伝えすると、幼児期の「集中力がない」は問題ではないと私は考えています。むしろ大切なのは、集中できる環境と遊びが整っているかどうかを見てほしいです。
集中力は「育てるもの」ではなく「引き出されるもの」であり、集中力は「がんばって身につける力」ではありません。子どもは本来、面白いと感じたことは驚くほど集中します。私は、たくさんの子どもたちとセンサリープレイをする上でこの場面をたくさん見てきました。つまり、つまらない→集中できない・面白い→自然と集中する、ということです。ではなぜ「集中できない子」に見えてしまうのか?それは、遊びに設計がないからです。設計とは、どんな感覚に出会うか・どんな行動を引き出したいか・どんな変化が起きるかを考えること。

▪️集中力に大切なのは「遊びの設計」
多くの場合、遊びは「なんとなく用意されている状態」になっています。「流行っているから」「見た目がかわいいから」「ボタンを押すと光るから」そんな理由で、玩具を選んでいませんか?もちろん、それ自体が悪いわけではありません。ただ、こうした遊びは最初の反応は良くても、長く続きにくいのが現実です。
センサリープレイも同じで、「映え」だけを意識したものは、見た目は魅力的でも、子どもが関わり続けられる設計になっていなければ、深い遊びにはつながりません。だからこそ大切なのが、遊びの設計です。
設計とは、どんな感覚に出会うかどんな行動を引き出したいかどんな変化が生まれるかをあらかじめ考えること。
この視点を持つことで、子どもは「やってみたい」から「もう一回やりたい」へと自然に進み、遊びの中での集中が深まっていきます。
▪️集中力を引き出す鍵は「ある要素」
ここからが、とても重要です。子どもが夢中になる遊びには、実はある共通点があります。それは、「自然と試したくなる流れ」があることです。例えば…触れてみると、思っていたのと違う感覚があったり、見た目や状態が変わったり。すると子どもは、「これ、どうなるの?」「もう一回やってみたい」と、自然に繰り返し始めます。また、手を動かしたくなるような動きや流れがあると、すくう・流す・重ねるといった行動が、自分から生まれていきます。このように、試す → 気づく → もう一度試すという流れが自然に生まれると、子どもは無理に集中しようとしなくても、気づけば夢中になっているのです。

▪️「集中しなさい」は逆効果
ここで、改めてお伝えしたい大切なことがあります。それは、集中は「させるものではない」ということです。
「ちゃんとやりなさい」「集中して」こうした声かけは、一見すると正しい関わりのように思えますが、実は子どもの集中を妨げてしまうことがあります。
なぜなら、面白くないものに集中することは難しいからです。これは大人でも同じで、興味の持てないことを長時間続けることは苦痛に感じるはずです。では、どうすれば子どもは自然に集中できるのでしょうか。答えは、遊びの中にあります。子どもに集中力がないのではなく、集中できる遊びに出会っていないだけなのです。大切なのは、遊びをなんとなく用意するのではなく、意図を持って設計することです。どんな感覚に出会うのかどんな行動を引き出したいのかどんな変化が生まれるのかこうした視点をもって環境を整えることで、子どもは「やってみたい」と感じ、繰り返し関わるようになります。
その結果、夢中になる → 繰り返す → 深く集中するという流れが自然に生まれていきます。
センサリープレイは、こうした環境づくりを実現する遊びのひとつです。子ども一人ひとりに合った形で関わることで、主体的な遊びが引き出されていきます。もし「集中力を育てたい」と感じたときは、何かを教え込むのではなく、まずは遊びを見直すことから始めてみてください。

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