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遊びではぐくむ!子どもたちの好奇心

  • sanastitch
  • 2月9日
  • 読了時間: 3分

こんにちは!

一般社団法人センサリープレイ協会の理事、さぴぴです。


今回は「子どもたちの好奇心」についてお話ししたいと思います。

センサリープレイでは、遊びを通してさまざまなことを学びます。

 乳幼児期の子どもたちにとって、遊びは成長の基盤となる重要な要素です。


そもそも、子どもたちは遊ぶことが大好きですよね。

その遊びの中で、好奇心を刺激しながら学ぶことで、探求心や創造力が育まれていきます。


好奇心を育てる「遊び」の力

子どもたちは、自ら探求し、試し、学ぶことで自己成長の土台を築きます。時には、身の回りの何気ないものが、意外にも興味深い反応を引き出すこともあります。

例えば、私のセンサリープレイでは「これが遊びに繋がるの?」と驚くような素材を使用することがあります。シンプルな木の輪切りやキューブがあったとしましょう。


  • 持つ

  • 転がす

  • 回す

  • ぐらぐら積み上げる

  • 小さな世界(スモールワールド)を作る

など、さまざまな遊び方ができますよね。


これこそが、子どもたちの好奇心を刺激し、「なぜ?」「どうして?」という問いを生み出すきっかけになります。子どもたちは、こうした遊びを通じて物の特性を理解し試行錯誤しながら探求する力を育んでいくのです。


「遊び」は、子どもにとって学びの原点。手に取れるおもちゃや素材は、いつの時代も大切な役割を果たします。



今回は「遊びを通じて好奇心を育むための3つのヒント」をご紹介します!

1:子どもの興味を尊重する

子どもたちは、知らないことを知りたい!という気持ちが自然に湧き上がるもの。

恐竜に夢中な子どもには、恐竜の本やおもちゃなどを用意し、化石発掘ごっこができるセンサリープレイを用意すると、さらに学びへの好奇心が広がります。

子どもたちの「好き」を大切にし、それを軸に遊びを展開することで探求する力がどんどん伸びていきます。



2:自由な発想で遊べるものを選ぶ

遊び方が決まっていないおもちゃや素材を選ぶことで、子どもたちは自分で考え、創造し、新しい遊びを生み出すことができます。

例えば、スモールワールド(小さな世界遊び)を作ることで、

  • オリジナルの物語を考える

  • ごっこ遊びを通じて感情を表現する

  • 役になりきって、他者の気持ちを理解する

など、想像力やコミュニケーション能力の発達にもつながります。


子どもたちの自由な発想を尊重し、さまざまな遊び方ができるおもちゃを選ぶことが大切です。



3:自由に探究できる環境を作る

子どもたちが安心して探索し、思いきり楽しめる環境を用意しましょう。センサリープレイでは、時には手や髪の毛が汚れることもありますし、失敗することもあります。 しかし、それこそが子どもにとって貴重な学びの機会なのです。


  • 泥や水に触れることで、触覚の発達が促される

  • 失敗を経験しながら、試行錯誤する力が身につく

  • 「もっとやりたい!」という気持ちが、探求心を育てる


「汚れても大丈夫!」と思える環境を作り、思いきりチャレンジできる遊び場を提供することが、子どもの成長にとって非常に重要です。



子どもたちの好奇心を育むには、「自由な遊び」が何よりも大切です。

センサリープレイを通じて、子どもたちは好奇心を育み、学び、成長していきます。

「これ、どうやって遊ぶの?」と感じるものこそ、最高の学びのツール!日常の中で、小さな発見を大切にしながら、子どもたちと一緒に遊びの可能性を広げていきましょう。



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