【完全解説】センサリープレイとは?保育園で導入するメリット・効果・注意点
- 4月12日
- 読了時間: 5分
こんにちは。一般社団法人センサリープレイ協会代表の尾本です。
現在、日本でも多くの保育園でセンサリープレイが保育に取り入れられていることをご存じでしょうか?
課外教室の一つとして導入されていたり、コーナー保育として取り入れられていたり、センサリールームやセンサリータイムを設けている園もあり、その形はさまざまです。
そして、海外ではセンサリープレイは特別なものではなく、日常的に取り入れられています。
そのような中で、「センサリープレイは良さそう」「保育に取り入れてみたい」と感じている保育士の方も多い一方で、「そもそも取り入れる意味はあるのだろうか?」と疑問に感じている園長先生や保育士の方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで本記事では、センサリープレイの基本から、保育園で導入するメリット、実際の効果まで詳しく解説していきます。
まず、はじめに。
センサリープレイとは?どんなものか分からない方は、こちらの記事をご覧ください。
センサリープレイってどういうものか、分かっていただけるかと思います。
▪️保育園でセンサリープレイを導入するメリット
① 子どもの主体性が育つ
センサリープレイは、テーマに沿った世界観の中で子ども自身が主体となって遊びを展開します。
決して、大人の指示から遊ぶのではありません。
その結果
・自分で選ぶ力
・試す力
・続ける力 が自然と育っていきます。
そしてこれらの積み重ねが、「どうしたらいいかな?」と考え、試し、工夫する力=創造力へとつながっていきます。センサリープレイにおける創造力とは、何かを「つくる力」だけではなく、 自分なりに考え、試行錯誤しながら新しい遊びを生み出していく力を指します。

② 集中力が伸びる
通常の感覚あそびではどうしてもすぐ飽きてしまう、目移りして次々に移動するといった姿も見られる子どももいますが、センサリープレイでは 1時間以上集中して遊び続けるケースも少なくありません。
これは子どもにあった没入できる構成があるからです。
③ 発達を総合的にサポートできる
センサリープレイは
・感覚統合
・微細運動
・認知発達 などを同時に刺激します。
つまり遊びながら発達を促すことができるという大きなメリットがあります。

④ 保育の質が向上する
センサリープレイを導入することで、
・活動に深みが出る
・子どもの反応が変わる(落ち着きや集中力の向上)
・保育士の関わり方が変わる(意識の変化や余裕が生まれる)
といった変化が見られます。
これは、子ども主体で遊びが展開される結果、子どもはより主体的に行動し、保育士さんは子ども一人ひとりに丁寧に関われるようになります。こうした積み重ねが、結果として園全体の保育の質の向上にもつながっていきます。
そもそも、センサリープレイに興味を持ち、保育に取り入れてみたいと考える保育士の方は、保育に対して真剣に向き合っている方が多いと個人的には感じています。
・保育をもっと良くしたい
・子どものために何ができるか考えたい
・さまざまな経験をさせてあげたい
そうした思いを日々大切にされている方が多いのではないでしょうか。
だからこそ、センサリープレイに出会ったときに「これだ」と感じる方が多いのだと思います。
⑤ 保護者満足度が上がる
近年、保護者の教育意識は高まっています。そして、さまざまな体験をさせてくれる保育園に入れたい!と思っている方も多いです。その結果、たくさんの保育園に見学に行き、どこがいいのか常に情報収集しています。
例えば
「この園は、普段どんな活動をしているのか」
「それは、子どもにどんな影響があるのか」は特に重要視されるポイントです。
センサリープレイは視覚的にも分かりやすく
保護者への説明・発信にも強いコンテンツになります。
実際に、すでにセンサリープレイを導入している園では、保護者の方からも非常に高い評価をいただいています。
私自身も、保護者の方から「こんな遊びをさせたかったんです!」といったお声を直接いただくことも多くあります。また、園での体験をきっかけに、私のセンサリープレイ教室に通ってくださるケースも少なくありません。
これは、センサリープレイの価値を実際に感じていただき、「もっと体験させたい」と思っていただけている結果だと感じています。

<導入時の注意点>
ただし、保育にセンサリープレイを導入する場合に注意しとかなければいけないこともあります。
センサリープレイは効果的な反面、正しく導入しないと
・ただの感触あそびで終わる
・すぐ飽きてしまう
・安全面に不安が出る といった課題もあります。
だからこそ重要なのがしっかり構成されたセンサリープレイであることです。
<実際の変化>
実際に導入した保育現場では
・落ち着きがなかった子が集中するようになった
・活動への参加意欲が上がった
・園児の楽しみの一つになった(保護者からの嬉しい声も)
といった変化が見られています。
これは子ども主体の環境が整った結果です。
これらを丁寧に積み重ねていくことで、無理なく継続できる導入につながります。
そして何より、園全体で取り組むことで、保育の質は大きく変わります。
ぜひ、センサリープレイを保育に導入してみてください。
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