センサリープレイとは?五感を育てる「感覚あそび」を専門家が解説
- 2025年2月1日
- 読了時間: 3分
更新日:1月20日

はじめまして。一般社団法人センサリープレイ協会 理事のさぴぴです。
このブログでは、「センサリープレイとは何か?」「なぜ今、感覚あそびが大切なのか?」を、初めての方にもわかりやすくお伝えしていきます。
今回は、ブログの最初の記事としてセンサリープレイの基本と、その魅力についてご紹介します。
センサリープレイとは?
「センサリープレイ」という言葉を、聞いたことはありますか?
センサリープレイ(Sensory Play)とは、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚といった五感を使って楽しむ感覚あそびのことです。子どもたちは、砂・水・粘土・光・音・さまざまな素材や玩具に触れながら、自分なりに感じ、考え、試し、遊びを広げていきます。
この「感じる → 試す → 夢中になる」というプロセスが、脳の発達や創造力、主体性を育てると考えられています。
海外では主流、日本ではまだ新しい感覚あそび
センサリープレイは、日本ではまだあまり馴染みのない言葉かもしれません。しかし海外では、多くの家庭や教育現場で取り入れられている代表的な感覚あそびのひとつです。
特に現代の子どもたちにとって、五感を使いながらじっくり遊ぶ体験は、脳の土台を育てるうえでとても重要だと注目されています。

なぜ今、「感覚あそび」が必要なのか?
近年、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しています。
・都会では自然の中で遊ぶ機会が減っている
・公園の遊具が減り、自由に体を動かす場が少ない
・おうち時間が増え、YouTubeやテレビを見る時間が長くなっている
(※ちなみに、YouTubeそのものを否定しているわけではありません。最近はよく考えられた良質なコンテンツも多いと感じています。)
こうした環境の中で不足しがちなのが、手を使い、感触を味わい、音や変化を感じながら遊ぶ体験です。だからこそ今、「感覚あそび」や「センサリープレイ」があらためて大切だと考えられています。

正解のない遊びだから、子どもは伸びる
センサリープレイには、「こうしなければいけない」という正解がありません。
自由に触り、試し、失敗し、またやってみる。その繰り返しの中で、子どもたちは自然に学んでいきます。正解・不正解のない遊びだからこそ、子どもはのびのびと、自分らしく遊び込めるのです。
センサリープレイのメリット
センサリープレイには、次のような効果が期待できます。
・脳の発達を促す
・言葉やコミュニケーション能力が育つ
・創造力・想像力が豊かになる
・手先の器用さが身につく
そのほかにも、感情のコントロール力や集中力を育てる面でも大きなメリットがあります。

日本の感覚あそびとの違い|「世界観あそび」
日本でも感覚あそびは行われていますが、センサリープレイの大きな特徴は「世界観」を大切にする点です。テーマや物語のある環境を用意し、その世界観の中で遊び込むことで、子どもたちはより深く、長く、夢中になっていきます。
私自身、毎月たくさんの子どもたちとセンサリープレイを行っていますが、世界観のあるあそびが生み出す集中力と没頭感には毎回驚かされます。たとえば、「冬の森林地帯」をテーマにしたセンサリープレイでは、子どもたちはまるで物語の中に入り込んだかのように遊びを広げていきます。こうした環境の中で、特に「感覚あそび」は重要な役割を果たします。手先をたくさん使い、感触を楽しんだり時には音を聞いて遊んだりすることで、子どもたちは自然に学び、成長していきます。
この「世界観あそび」についても、今後のブログで詳しくお伝えしていきますね!
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