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【声かけ】センサリープレイ中、大人はどんな声かけをすればいい?子どもの遊びを広げる関わり方

9月4日
読了時間: 4分


こんにちは。一般社団法人センサリープレイ協会理事のさぴぴです。


センサリープレイをしていると、大人は

「何て声をかけたらいいんだろう?」

「せっかくだから、学びにつながる質問をしたほうがいい?」

「ずっと見守っているだけでもいいの?」と悩むことはありませんか?


子どもの遊びを豊かにしたいと思うほど、大人はつい「何か声をかけなければ!」と思ってしまいます。でも、センサリープレイで大切なのは、大人がたくさん話しかけることではありません。大切なのは、子どもが今何を見て、何を感じ、何をしようとしているのかをよく観察し、その姿に合わせて関わることです。


今回は、センサリープレイや感触遊びをしているときの、大人の声かけについてご紹介します。



▪️「声をかけすぎない」ことも大切


子どもが夢中になって遊んでいるとき、「これは何色?」「どんな感触?」「次はこれをやってみたら?」「こっちにも入れてみよう!」と、大人が次々と声をかけてしまうことがあります。もちろん、こうした声かけが悪いわけではありません。ただ、子どもが自分でじっくり観察したり、試したり、考えたりしている途中で大人からの言葉がたくさん入ると、子どもの思考や遊びの流れを止めてしまうこともあります。


・黙々と触っている。

・同じ動きを何度も繰り返している。

・じーっと素材を見ている。

一見すると「何も起きていない」ように見える時間にも、子どもの中ではたくさんの発見が起こっています。

だからこそ、まずは「声をかける」より「観察する」ことから始めてみてください。






①子どもがしていることを、そのまま言葉にする


何を言えばいいか迷ったときにおすすめなのが、子どもの行動をそのまま言葉にすることです。

たとえば、「いっぱい入れたね」「トロトロ流れているね」「ぎゅーっと握っているね」「さっきより大きくなったね」「何回もすくっているね」など。大人が評価したり、正解を教えたりするのではなく、今起きていることを実況するようなイメージです。小さな子どもに対して、見ているもの・していること・感じていることを大人が言葉にすることは、言葉と体験を結びつけることにもつながります。



② 答えを求める質問ばかりにしない


遊びの中でよくあるのが、「これは何色?」「これは何個?」「これは何の形?」という、正解のある質問です。もちろん、こうしたやりとりを楽しんでいるのであれば問題ありません。ただ、センサリープレイでは、正解を当てることよりも、子ども自身が感じたり、考えたり、試したりすることを大切にしています。


そこで取り入れたいのが、

「どうなるかな?」

「何か気づいた?」

「次はどうしてみたい?」

「さっきと何か変わったかな?」

といった、答えが一つではない問いかけです。ただし、ここでも質問攻めにはしません。問いかけたあとは、子どもが考える時間を待つことも大切です。






③ 子どもの発見に「共感」する

子どもが、「見て!」「できた!」「なんか変わった!」と発見を伝えてきたとき。すぐに、「すごい!」「上手!」だけで終わらせるのではなく、「ほんとだ!さっきと変わったね」「そこに気づいたんだね」「面白いね!」など、子どもが発見したこと自体に共感するのもおすすめです。


大人に発見を受け止めてもらうことで、そこからさらに「もう一回やってみよう」「じゃあこれはどうなる?」と遊びが続いていくことがあります。



そして、とても大切なのがこれです。声をかけない時間があっても大丈夫です。子どもが集中しているのであれば、無理に会話を始める必要はありません。大人が少し離れて見守ることで、

「次はどうしよう?」

「こっちに入れてみようかな」

「もう一回やってみよう」

と、子ども自身が遊びを展開していくことがあります。子どもから「見て!」とこちらに働きかけてきたら応える。困ってこちらを見たら、必要な分だけ手助けする。また遊び始めたら、見守る。このような子どもから始まるやりとりも、とても大切です。





センサリープレイをしていると、大人はつい、

「もっと遊びを広げてあげたい」

「何か学ばせたい」

「せっかく準備したから全部やってほしい」と思ってしまいます。でも、遊びの主役は子どもです。大人が次々と遊び方を提案するのではなく、

見る、待つ、気づく、必要なときに応える。


そんな関わり方も、立派なサポートです。声かけで遊びを「動かす」のではなく、子どもが今見ている世界に大人が少し入らせてもらう。センサリープレイでは、そんな距離感を大切にしてみてください。



※センサリープレイ中のより詳しい子どもとの関わり・声掛けについては講座内でお伝えしています。



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