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【お悩み解決法】感触遊びを嫌がる・触りたがらない子にはどうする?3つの関わり方

8月30日
読了時間: 5分


こんにちは。一般社団法人センサリープレイ協会理事のさぴぴです。


「感触遊びをやってみたけれど、子どもが触りたがらない」

「絵の具や粘土、砂、泡などを嫌がってしまう」

「他の子は楽しそうに遊んでいるのに、うちの子だけ参加しない」

センサリープレイ(感覚遊び・感触遊び)をしていると、このような姿が見られることがあります。せっかく遊びを用意したのに子どもが触ってくれないと、「どうしたらいいんだろう?」「少しは触らせたほうがいいのかな?」と悩んでしまうかもしれません。


でも、まず知っておいてほしいことがあります。

無理に触らせなくても大丈夫です!


センサリープレイでは、「素材に手で触ること」だけを目的にするのではなく、子どもが自分の感覚を使いながら、素材や環境と出会い、自分なりの方法で探索していくことを大切にします。この記事では、感触遊びを嫌がる・触りたがらない子どもへの関わり方をご紹介します。



▪️なぜ感触遊びを嫌がるの?


子どもが感触遊びを嫌がる理由は、一つではありません。

大人にも、「ベタベタするものは苦手」「ザラザラしたものは触りたくない」「この匂いはちょっと嫌だな」

など、それぞれ感覚の好みがありますよね。子どもも同じです。砂、粘土、絵の具、泡、寒天など、同じ素材でも「気持ちいい!」と感じる子もいれば、「触りたくない」と感じる子もいます。


また、単純に初めて見るものだから警戒している場合もあります。大人には「楽しい遊び」に見えていても、子どもにとっては、「これは何だろう?」「触っても大丈夫?」「どんな感じがするんだろう?」と確認している途中なのかもしれません。だからこそ、「触らない=感触遊びが嫌い」とすぐに決めつける必要はありません。



スライムで遊ぶ子ども



①まずは「見るだけ」でも大丈夫

目の前に素材があっても、すぐに触らない子はたくさんいます。

そんなとき、「触ってみて!」「ほら、楽しいよ!」「みんな遊んでいるよ!」と何度も促す必要はありません。

・じーっと素材を見る。

・他の子が遊んでいる様子を見る。

・大人が触っているところを観察する。

・少し近づいて、また離れる。

こうした行動も、その子なりに素材について知ろうとしている姿です。


「見る → 近づく → 道具を使う → 少し触る → もっと触ってみる」と、子どもによって素材との距離の縮め方は違います。最初から「手で触ること」をゴールにしなくてもいいのです。



②直接触れなくても遊べる道具を用意する

手で直接触ることには抵抗があっても、道具があることで遊び始められる子もいます。

例えば、

・スプーンですくう

・トングでつまむ

・カップに入れる

・筆で塗る

・スポンジを使う

・車や動物のフィギュアを素材の中で動かす などです。

ポイントは、「触る・触らない」の二択にしないこと。道具を使って、「落としたらどうなる?」「混ぜたらどうなる?」「こっちに移したらどうなる?」と試しているのであれば、それも立派な探索です。直接手で触ることだけが、センサリープレイではありません。



③子どもの「好き」と組み合わせる

感触遊びが苦手な子には、その子が好きな遊びやものと組み合わせる方法もあります。

例えば、車が好きなら、素材の上に車を走らせてみる。動物が好きなら、動物のフィギュアを素材の中に入れてみる。おままごとが好きなら、カップやスプーンを用意してみる。すると、「この素材を触ってみよう」ではなく、「車を走らせたい」「動物を助けたい」「カップに入れてみたい」という別の目的から、自然に素材との関わりが生まれることがあります。子どもの「好き」は、新しい感覚と出会うための大きな入り口になります。



スライムで遊ぶ子ども


感触遊びを用意すると、大人はつい、「どれだけ遊べたかな?」「触れるようになったかな?」と結果を見てしまいがちです。でも、私たちがセンサリープレイで大切にしたいのは、子ども自身が選べることです。

・触る子

・見る子

・道具を使う子

・少し離れた場所から観察する子

どれも、その子なりの環境との関わり方です。「触らないから、センサリープレイができなかった」わけではありません。むしろ、「この子は今、どんな方法なら安心して関われるんだろう?」と考えてみる。子どもを遊びに合わせるのではなく、目の前の子どもの姿に合わせて環境や遊び方の選択肢を変えていく。それも、センサリープレイで大切にしたい考え方のひとつです。



▪️その子のペースを大切に


感触遊びを嫌がったり、素材を触りたがらなかったりしても、焦る必要はありません。見るだけでもいい、道具を使ってもいい、好きなものを通して関わってもいい。そして、今日は触らなくてもいい。大切なのは、「触らせること」ではなく、子ども自身が安心して探索できる環境をつくること。子ども一人ひとりの「やってみたい」が生まれるタイミングを待ちながら、その子なりのセンサリープレイを楽しんでみてください。


センサリープレイ協会の講座では、感触遊びが苦手なお子さんも安心して楽しめる工夫や関わり方をたくさんご紹介しています。

「触りたがらないときはどうステップアップする?」

「感触遊びが苦手な子でも楽しめる魔法の感覚ベース」

「感触以外の感覚遊び(光・色・音)の方法」など

子どもに「遊ばせる」のではなく、その子自身の「やってみたい」が生まれる環境をつくること。センサリープレイについてもっと深く学びたい方は、ぜひセンサリープレイ協会の講座をご覧ください。




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