赤ちゃんの発達にセンサリープレイが効果的な理由|0歳からの五感を育てる環境づくり
- 2025年6月29日
- 読了時間: 4分
更新日:1月20日
こんにちは。一般社団法人センサリープレイ協会 理事のさぴぴです。
「赤ちゃんの発達にセンサリープレイが良い」と聞いたことはありますか?センサリープレイは、世界中で注目されている五感を育てる感覚あそびです。ただし、「何かを触らせればいい」だけでは不十分。
・どんな環境で
・どんな素材を使い
・どんな関わり方をするか
ここが、赤ちゃんの育ちに大きく影響します。
赤ちゃんにとって「環境」は発達のカギ
赤ちゃんが一日の大半を過ごすお部屋は、成長の第一歩となる大切な場所です。発達を支える環境には、次の3つが欠かせません。
・安全であること
・快適であること
・遊びと発達を自然に促す空間であること
近年は、「居心地のよい環境」が乳幼児の発達に与える影響にも注目が集まっています。では、センサリープレイを取り入れた発達しやすい環境とはどのようなものなのでしょうか。
センサリープレイに最適な環境づくりのポイント
赤ちゃんの成長をサポートするには、五感を刺激することが大切!
視覚|0歳から育てる「見る力」
赤ちゃんの視力は、生後3か月頃までは未発達です。そのため、白・黒・赤などコントラストの強い色を取り入れることが効果的とされています。また、お部屋全体は、ベージュや落ち着いた色味にすることで、視覚刺激に集中しやすい環境になります。モノクロを基調とした世界観は、赤ちゃんの視覚発達をサポートする代表的な工夫です。

触覚|触れることで脳が育つ
赤ちゃんは、触ることで世界を理解していきます。
・ツルツル
・ザラザラ
・ふわふわ といった異なる質感を手足で感じることが、触覚の発達と脳の成長につながります。センサリープレイマットを敷くと、ハイハイしながら自然にさまざまな感触を体験できる環境が整います。
聴覚|音は言葉の発達につながる
音への刺激は、言葉の発達の土台になります。
・音が鳴るおもちゃ
・カサカサ音のする布
などを取り入れることで、遊びながら聴覚を育てることができます。優しいBGMを流すのもおすすめです。
赤ちゃんが遊びに集中できる環境づくり
「おもちゃを与えてもすぐ散らかる」「なかなか集中して遊べない」そんなときは、遊びの環境を分けることがポイントです。
<おすすめの空間分け>
静かなスペース(ゴロンとできる安心空間)
センサリープレイエリア(五感を刺激する遊び場)
構成あそびエリア(積み木・ブロック)
創作エリア(アート・音・表現)
運動スペース(はいはい・つかまり立ち)
環境を整理するだけで、赤ちゃんが安心して集中できる空間になります。
0歳からできるセンサリープレイ例
① 食べられるペイント(視覚・触覚)
【用意するもの】ヨーグルト、食品着色料
【遊び方】
①無糖ヨーグルトに食品着色料を混ぜて色をつける
さまざまな色合いのものを作る
②トレイの中や割れない鏡の上に色をつけて楽しみましょう
手で触って「ぬるぬる」「ベタベタ」と言葉を添えながら楽しみます。

② 香り遊び(嗅覚)
【用意するもの】柑橘類、水
【遊び方】
①トレイに、スライスしたオレンジと水を一緒に入れる。
触ったり、食べてみたり、にぎってみたりして楽しみましょう。
※必ずアレルギー確認を行い、離乳食で問題ない素材から使用してください。

③ 透過素材×水あそび(視覚)
【用意するもの】透過パーツ、水
【遊び方】
①トレイに透過パーツと水を入れる
太陽光が入る場所で透過素材と水を組み合わせる。色の重なりや変化を楽しめます。
※大きめサイズのものだけ使用するようにしましょう。

センサリープレイで大切な安全配慮
①誤飲リスクへの配慮
・口に入って飲み込めるサイズのものは使わない
・簡単に壊れない素材を選ぶ
②アレルギー対策
・使用素材は必ず確認
・小麦粉アレルギーの場合は米粉を使用
安全な環境づくりが、安心して遊びに集中できる土台になります。
センサリープレイは「環境づくり」から始まる
センサリープレイは、特別な道具がなくても始められます。触る、見る、聴く、嗅ぐ 五感をフルに使える環境を整えるだけで、赤ちゃんの発達は大きく変わります。

今日からできる|センサリープレイ環境づくり3ステップ
触る素材を増やす → 異なる質感のマットやおもちゃを用意
音の工夫をする → 音の出る布・やさしいBGMを取り入れる
視覚の工夫をする → 白×黒、赤×黄色などのコントラストを意識する
ぜひ、0歳児育児をセンサリープレイで楽しみましょう!
