【厳選5選】センサリープレイで本当に使えるおすすめ玩具|選び方と世界観づくりも解説
- 3月17日
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更新日:3月20日
こんにちは。一般社団法人センサリープレイ協会理事のさぴぴです。
センサリープレイにおいて、玩具は「遊ぶための道具」ではありません。子どもがどんな世界に入り、どんな行動を起こし、どれだけ没入できるかを左右する入口です。同じテーマでも、どんな玩具をどう置くか、どんな質感・重さ・形に出会うかによって、子どもの動きや集中の深さは大きく変わります。
玩具が世界観とつながっていないと、子どもは「どう関わればいいかわからない」状態になります。逆に、玩具が世界観の一部として機能していると、説明をしなくても、子どもは自然に触れ、試し、遊びを発展させていきます。世界観・行動・没入。この3つをつなぐ要素が、素材・玩具選びなのです。
①センサリープレイ素材・玩具を選ぶ3つの視点
センサリープレイで使う玩具は、「高価かどうか」「人気かどうか」「映えるかどうか」で選ぶものではありません。私が大切にしているのは、次の3つの視点です。
1. 感覚をひらくか
その素材・玩具は、触ったときにどんな感触があるか、光・音・重さ・温度など、どんな感覚に出会えるか。子どもの感覚を刺激する“入口”になっているかを見ます。
2. 行動が広がるか
混ぜる・移す・並べる・積む・壊す。一つの使い方に限定されず、子どもの行動が自然に広がっていくかどうかが重要です。
3. 正解を決めすぎていないか
完成形が決まっている玩具は、「できた・できない」という評価が生まれやすくなります。センサリープレイでは、正解がなく、途中の経過を楽しめることが何より大切です。この3つの視点を持つだけで、玩具選びはぐっとシンプルになります。
② センサリープレイで使える素材・玩具5選
1)フィギュア
最近では、100円ショップなどでも、バリエーション豊かなフィギュアが数多く販売されています。フィギュアを取り入れることで、世界観が広がり、よりイメージを膨らませながらセンサリープレイを楽しむことができます。
おすすめ: 動物、海の生き物、恐竜など

<出会える感覚>
見る:形・色・大きさ・種類の違い
触る:硬さ・重さ・凹凸
比べる感覚:大きい/小さい、同じ/違う、重い/軽い
<自然に生まれる行動>
並べる
集める
移動させる
ごっこ遊びを始める
物語をつくる
<世界観づくりでの役割>
世界観を具体化する存在、子どもが世界に入り込む入口
2)アクリルパーツ
こちらも、100円ショップやゲームセンターなどで手に入りやすいアイテムです。透過素材で光を通すため、光に当たるとキラキラと輝き、視覚的にも楽しめます。水と組み合わせたり、砂や片栗粉などのベース素材の中に隠して発掘遊びをしたりと、さまざまな展開ができるのも魅力です。
おすすめ: 雪の結晶パーツ、ダイヤ型パーツ

<出会える感覚>
見る:光の透過、きらめき、色の重なり
触る:つるつるした質感、ひんやり感
変化を感じる感覚:光の当たり方・水に入れたとき・重なったときで見え方が変わる
<自然に生まれる行動>
集める
並べる
重ねる
隠す・探す(発掘する)
水の中に入れて観察する
<世界観づくりでの役割>
世界観に光・きらめき・特別感を加える存在
抽象的なテーマ(雪・氷・宝物・宇宙など)を視覚的にわかりやすくする役割
子どもが「見つけたい」「集めたい」と思う探索のきっかけ
3)布・フェルト
青は広い海に、緑は生命感ある森林に。たった一枚の布を加えるだけで、世界観は大きく変わります。布やフェルトは、100円ショップや手芸店などで簡単に手に入るため、気軽に取り入れやすい素材です。シルクやサテンなど、表現したい世界観に合わせて素材も選んでみてください。

<出会える感覚>
触る:やわらかい/さらさら/ふわふわ
見る:色の広がり、重なり、揺れ
感じる:安心感、包まれる感覚
<自然に生まれる行動>
広げる
かぶせる
包む
敷く
たたむ・めくる
<世界観づくりでの役割>
世界観の土台・背景になる存在
空間を一瞬で「海」「森」「夜」などに変える
4)マグネット玩具
さまざまな色合いがあるため、テーマや世界観に合わせて色を選んでみてください。特にクリアタイプは、どんな世界観にもなじみやすくおすすめです。またセンサリープレイでは量よりも、遊びが展開していく余白を意識することが大切です。まずは一つのアクティビティの中に、遊びを発展させるための数枚を添える感覚で取り入れてみてください。

<出会える感覚>
触る:カチッとくっつく/外れる手応え
見る:色の重なり/透明感/形の変化
感じる:「できた」という達成感/安定感
<自然に生まれる行動>
・くっつける・外す
・並べる・重ねる
・形をつくる・壊す
<世界観づくりでの役割>
建物・囲い・仕切りなど
世界を構成する要素として使いやすく
主役になりすぎずに遊びを発展させるアクセントとして活躍します。
5)人工水草
「え、こんなもの?」と思われた方も多いかもしれません。ですが、センサリープレイにおいて人工水草はただの飾りではありません。フィギュアが隠れる場所になったり、お家のような空間になったりと、遊びを広げる役割を担ってくれます。また、色合いや大きさ、形もさまざまで、配置を工夫するだけで空間全体がぐっと華やかになり、世界をつくりやすくなるのも魅力です。ぜひ、ちょっとした世界観を表現したいセンサリープレイに取り入れてみてください。

<出会える感覚>
触る:やわらかい/しなやか/少し弾力のある感触
見る:色の広がり/重なり合う
感じる:隠れられる安心感/守られている感覚
<自然に生まれる行動>
・フィギュアを隠す・出す
・水草の間を通す・配置を変える
・「ここはおうち」「ここは森」と見立てる
<世界観づくりでの役割>
海・池・川など、世界観の“背景”や“奥行き”をつくる役割。主役になりすぎず、空間を一気にそれらしく見せてくれるため、センサリープレイの土台づくりとして活躍します。
ぜひ、今回紹介したものをセンサリープレイに取り入れて楽しんでみてくださいね。
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