スモールワールド遊びとは?幼児期の学びと発達を支えるセンサリープレイ
- 2025年2月19日
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更新日:1月20日
こんにちは。一般社団法人センサリープレイ協会 理事のさぴぴです。
前回の記事では、乳幼児期の子どもたちにとって「遊ぶこと」が、家庭や幼稚園・保育園においても学びや発達を促す非常に大切な手段であることをお伝えしました。幼児期の子どもたちは、遊びを通して自発性・創造性・社会性・認知能力など、心と体の土台となる力を育んでいます。
日々の生活の中で十分な遊びの時間を確保し、ドキドキとする体験やワクワクする感情を味わいながら、考え、悩み、自分なりの答えを見つけていく。その積み重ねが、子どもの健やかな成長につながっていきます。その遊びのきっかけとして、センサリープレイの中でも特におすすめなのが「小さな世界(スモールワールド)遊び」です。
スモールワールドプレイは、実は身近な遊び
実は多くの子どもたちは、普段の自由遊びの中で自然と「小さな世界(スモールワールド)」を作って遊んでいます。幼児期は、一人で遊ぶことがまだ難しい時期でもありますが、大人との関わりや環境の工夫によって、遊びは少しずつ深まり、意味を持つようになっていきます。スモールワールドプレイを通して、子どもたちは新しい世界を探究し、学び、楽しみながら成長していくのです。
スモールワールドプレイとは?
スモールワールドプレイとは、小さな世界をつくり、感覚あそびを取り入れながら、物語の流れや出来事を想像し、演じて遊ぶ方法です。フィギュアや自然素材、ミニチュアなどを使い、子ども自身が「世界」を構築していきます。この遊びは、想像力を広げるだけでなく、社会のルールや感情を学ぶ体験としても非常に効果的です。
たとえば「海」をテーマにした場合、
・海にはどんな生き物がいるのか
・人と海はどんな関係があるのか
といったことを、ごっこ遊びを通して自然に整理していきます。

スモールワールドプレイのメリット
スモールワールド遊びは、幼児期に必要な体験を取り入れながら、さまざまな力を無理なく育てることができます。
① コミュニケーション能力と言語発達
スモールワールドプレイでは、子どもたちが自分で物語(ストーリー)を考えます。
・登場人物は誰か
・どんな会話が生まれるか
を想像しながら遊ぶことで、
・語彙力が増える
・文章を組み立てる力が育つ
・感情を言葉で表現する力が高まる
といった効果が期待できます。また、遊びの中で大人や友だちと関わることで、聞く力・理解する力も自然と伸びていきます。
② 社会性と感情の発達
スモールワールドプレイは、さまざまな人間関係を疑似体験できる遊びです。
・他者との関わりを学ぶ
・異なる立場の気持ちを考える
・社会的なルールを理解する
といった力が、遊びの中で育まれます。たとえば、「友だちと物を貸し借りする」「順番を待つ」といった場面を遊びの中で体験することで、実際の生活でも対応しやすくなります。
③ 身体的な発達(手先・運動スキル)
スモールワールドプレイでは、小さなフィギュアやパーツを動かしたり配置したりします。
その過程で、
・指先の器用さが向上する
・手と目の協応動作が育つ
といった効果が期待できます。これらは、ボタンを留める、箸や鉛筆を持つなど、日常生活の動作にもつながる大切な力です。

どんなスモールワールドプレイができる?
スモールワールドプレイには、決まった正解はありません。どんなテーマでも、子どもの想像力によって無限の世界が広がります。一人遊びとしても、親子遊びとしても、友だち同士でも楽しめるのが大きな魅力です。幼児期にさまざまな人と関わりながら遊ぶことで、遊びの楽しさを実感し、そこから多くの学びへと自然につながっていきます。

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